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AWSコンピューティングサービス 【ELB編】

概要

ELBはアプリケーションへのトラフィックを複数のターゲット(EC2インスタンス、コンテナ、IPアドレスなど)に自動的に分散するロードバランサーです。
EC2インスタンスのトラフィック分散に利用できます。


キーワード

  • ロードバランサータイプ

  • ヘルスチェック

  • インターネット向け/内部向け

  • 高可用性のマネージドサービス

  • クロスゾーン負荷分散


ロードバランサータイプ

  • Application Load Balancer
    HTTPまたはHTTPSのリクエストを負荷分散する用途で選択する。
    WebアプリケーションにELBを設定する際は、優先的にALBを利用することになる。

  • Network Load Balancer
    HTTPまたはHTTPSのリクエスト以外のTCPプロトコルを使用する場合に選択する。
    超低遅延で高いスループットを維持しながら、秒間何百万リクエストを捌く。

  • Classic Load Balancer
    以前のタイプのロードバランサー。


ヘルスチェック

ELBはターゲットとしているインスタンスが正常かどうかのヘルスチェックを行う。
これにより、常に正常なインスタンスのみにリクエストを送るように動作します。


インターネット向け/内部向け

ELBはインターネット向け、内部向け両方に対して作成することができる。


高可用性のマネージドサービス

ELB自体は高い可用性をもつマネージドサービスなため、単一障害点(Single Point Of Failure)になりません。
ELBの内部では、ノードと呼ばれるインスタンスが複数起動して、ユーザーからのリクエストを受け付けて負荷分散しています。
ELBは通過するトラフィックが増えれば、自動的かつ水平的にこのELBのノードも増えてリクエスト対応します。


クロスゾーン負荷分散

ターゲットに対してアベイラビリティゾーンを超えて負荷分散するかどうかの設定のことで、リソースの負荷が均等にできます。
Application Load balancerでは常に有効、Network Load Balancerでは有効/無効を選択できます。